宅建の合理的な攻略法

「権利関係」もしくは「宅建業法」から取り掛かりましょう!

学習の順番は?

宅建の試験内容は、以下の7分野から出題されます。
◎土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること。
◎土地及び建物についての権利及び権利の変動に関する法令に関すること。
◎土地及び建物についての法令上の制限に関すること。
◎宅地及び建物についての税に関する法令に関すること。
◎宅地及び建物の需給に関する法令及び実務に関すること。
◎宅地及び建物の価格の評定に関すること。
◎宅地建物取引業法及び同法の関係法令に関すること。

初学者の方ですと、これだけ見ても何のことやらさっぱりイメージできないことでしょう。
これらはカテゴリー分けすると、「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限」「税その他」の4つに分類することができます。

そしてこの4つ分野は、学習を進める順番にセオリーがあります。
通信講座や通学講座を利用する人なら、このことは先生が教えてくれると思います。
ひとまず宅建の試験範囲の概略をつかむために、頭の片隅に置いておいてください。

宅建の試験は、50問中37~40問を正解できれば確実に合格できます。一方どんなに勉強しても解けない問題も必ず毎回必ず2~3問は出題されます(これらは教鞭をとる講師でさえ解けないことの多い問題ですので始末がわるいですね)。

下記の順番を守って勉強していただくと、宅建試験の全体像から細目へとブレークダウンする流れの勉強ができ、不用意に重箱の隅をつつくよくない結果を避けられます。

私がお薦めする学習の順番は、

(1)権利関係→宅建業法→法令上の制限→税その他
(2)宅建業法→権利関係→法令上の制限→税その他
のどちらかです。

全体像を掴むために最初に掴んでしまうために、権利関係か宅建から勉強を始めるのが大切、というのが私の持論です。

(1)他の3つの分野の基礎を成す「権利関係」
その理由は、「権利関係」は不動産関連の法律の基礎を成す、民法の考え方に沿って構成されているからです。初めに民法に沿った考え方に慣れておくと、ほかの科目の理解も早く進みます。また配点も、例年14問と2番目に多く出題される科目です。
管理人はこの科目に1番目か2番目には着手するようお薦めします。

(2)暗記科目を早めに攻略して自信をつける。
「宅建業法」は、初心者の方でも勉強しやすい科目です。複雑なロジックも少なく、暗記だけで高得点を狙えます。しかもウエイトは50問中20問を占めます。なるべく早めに着手して得点できるようにすることで、自信や安心感がわいてくるのが宅建業法です。
『宅建業法で18点は取れるので、他30問は20問の正解でもよい』、宅建業法をマスターすると、そんな見通しが立ってきます。

(3)「法令上の制限」は出題範囲がかぎられています。
「法令上の制限」は、都市計画法と建築基準法をメインに出題される傾向があり、対策を立てやすい科目です。出題数は8問ですので大きく点数を稼げる分野ではありませんが、それでも5~6点学習は得点しておく必要があります。そのため、優先順位を権利関係と宅建業法を終えた後に置きます。

(4)「税その他」
「税その他」は出題数が少ないわりに(8問)、出題範囲は非常に広いやっかいな科目です。各種税法、不動産の鑑定評価、地価公示制度、統計まで、いろんな角度から出題が成されます。すなわち「重箱の隅をつつく」に陥りやすい分野なのです。
税その他で満点をめざそうとすると、勉強時間は350時間ではまったく足りなくなってしまいます。
ここで宅建業法の得点等との兼ね合いが出てきます。
たとえば『税その他が3点でも合格は何とか大丈夫』。税その他の仕上げに本格的に取り掛かる時に、そのような見通しを持っていることが非常に大切です。
ですから、勉強の順番を最後に置きました。

独学で勉強される方は、そのような視点も大切に、
書店のテキストを見比べるようにしてください。

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